「Google AdSense以外のクリック型広告サイトについて知りたい」
「Google AdSenseの審査に通らないので別の方法について教えて欲しい」
「fam8(フィング社)の詳細について知りたい」
このような悩みに対しての記事を用意しました。
この記事を読むことで、クリック型広告サイトの一つである「fam8(フィング社)」について理解できると思います。
はじめに
ご存知の人もいると思いますが、『fam8』は、広告主の広告効果を最大限にする為のアドネットワークシステムです。
画像;fam8公式サイト
「fam8」は、株式会社フィングによって運営されています。
法人・個人などのメディア運営者のサイト規模を問わず、必ず専任担当がつくこと、自社独自の掲載デザインが多数あるのが特徴です。(2023年7月現在)
また収益面、掲載面での不安、不明なことについて相談することが可能で良きアドバイザーとなってくれるので、初心者には安心して活用できると思います。
アドネットワークとは
広告を配信できるWebサイトやSNSを複数集めた広告配信ネットワークのこと。
『アドネットワーク』を利用することで、複数の媒体に一括で広告配信できるため、ターゲットとするユーザーに効果的にアプローチをすることが期待でき、作業工程の削減や広告パフォーマンスの最大化などが見込めます。
「アドネットワーク」は、大きく2つの種類に分類ができます。
アドネットワークの2つの種類
- 垂直型アドネットワーク
- 水平型アドネットワーク
アドネットワークは、ターゲットとするユーザーに届ける広告を効率的に配信することができるので、効果的な広告キャンペーンを実施することが可能になります。
また、Webサイト運営者にとってもアドネットワークを利用することで、収益を上げる事が可能になるので、Webサイト運営の維持などに効果的です。
それぞれの種類について、下記に簡単に紹介します。
垂直型アドネットワークについて
『垂直型アドネットワーク』は、特定の業界やカテゴリに特化したWebサイトに広告掲載をすることです。
(例)健康や美容、スポーツ業界や芸能関係など
水平型アドネットワークについて
『水平型アドネットワーク』は、複数のWebサイトに広告掲載をすることです。
広告主がアドネットワークに登録をすることで、保有する広告枠の中から広告主の需要(ニーズ)に合った広告を選択し、掲載することができます。
アドネットワーク広告のメリット
アドネットワーク広告のメリットは、一度に沢山の提携WEBメディアに広告を掲載できることです。
インプレッション、クリック、CTR、CV、CVRなど様々な角度から効果測定が可能になり、信頼性の高いデータが得られやすくなります。
そのため、Webサイト運営の改善に役立てることにも期待ができるでしょう。
インプレッション、クリック、CTR、CV、CVR等についてはこちらの記事を参考にしてください。
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参考【Webマーケティング用語】知らないなら、知っておくべき「25選」!@初心者向け
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アドネットワーク広告のデメリット
アドネットワーク広告のデメリットは、個別のメディアを選択できないため、配信したい内容と関連性が低い広告枠に掲載される可能性があることです。
そのため、広告がターゲットでないユーザーへ配信される恐れがあり、複数のアドネットワークを使うと配信するメディアが重複してしまうことも考えられます。
fam8(フィング社)について
続いて「fam8(フィング社)」について解説していきたいと思います。
画像;fam8公式サイト
冒頭に記載した内容と一部重複するところもありますが、「fam8」の特徴については下記の通りです。
「fam8」の特徴について
- サイト開設直後でもPV数による導入基準がなく広告掲載が可能
- パソコン表示とスマートフォン表示で使用する広告タグが同じ
- レクタングル広告を一つの記事内に複数掲載する場合も、同じ広告タグが使用可能
レンタングル広告:Web広告の形状の一種で、正方形か、正方形に近い長方形の広告
広告会社の中には、パソコン表示とスマートフォン表示で別々のタグを使用しないといけないケースもあると思います。
しかし、「fam8」は同じ広告タグが使用可能なので、Google AdSense(グーグルアドセンス)と同様の感覚で使用できます。
fam8に期待できること
広告の「収益性や導入効果」が気になる人も多いと思います。
そして、この記事を読んでいる方はGoogleAdSense(グーグルアドセンス)の審査になかなか通らず悩んでいる方もいると思います。
問題なくGoogleAdSense(グーグルアドセンス)の広告掲載ができるのであれば、fam8(フィング社)ひとつでサイトを運営するよりは、併用で運用する方がWebサイト全体としての収益化には高い効果が期待できるのではないでしょうか。
つまり、その収益性や導入効果はご自身で運用するWebサイトやブログのジャンル、訪問者属性によってもfam8の収益性は異なります。
まずは、導入しテストしながら相性や収益性をチェックしていってみてください。
fam8(フィング社)以外にもクリック型広告サイトはいくつかあるので、そちらも確認してみてください。
fam8の広告掲載の種類
広告掲載の「種類」は、以下の6種類です。
fam8の広告掲載の種類
- レクタングル広告
- インフィード大
- 2×2タイル
- ハイブリッド広告
- インフィード2×4
- インフィード5連
レクタングル広告
「レクタングル広告」は、300×250サイズを基本としたバナー広告です。
広告予算が非常に豊富なため、様々な案件が表示されると共に単価が高い傾向にあります。
汎用性の高いバナー広告となるので、どんな箇所でも活用しやすい広告です。
インフィード大
「インフィード大」は、大きいサムネイルとテキストがユーザー目線において目に止まりやすい広告です。
クリック率向上が見込まれる広告となるので、売り上げ増加に繋がります。
GoogleAdSense(グーグルアドセンス)広告でもよく見られるデザインのなので、汎用性が高いです。
2×2タイル
「2×2タイル」は、サムネイル画像にテキストを被せて表示させる掲載幅をとらないデザイン広告です。
スマートに4枠表示ができることでサイトの見栄えを崩すことなくご掲載が可能です。
ハイブリッド広告
「ハイブリッド広告」は、1つの広告タグで複数のデザインが配信できる特殊な広告です。
ハイブリッド広告の特徴として、複数のデザインがランダムで表示される仕様になっているので1番のおすすめです。
上記に紹介した3つが、ハイブリッド広告に含まれています。
Webサイトやブログ運営者側の収益化を最大にするという目的があるので、上記3つからランダムで広告デザインの選択をし、より収益性が高い表示の配信比率になる様に調整してくれています。
インフィード2×4
「インフィード2×4」は、馴染みのある関連記事風のデザイン広告です。
サイトに掲載した際のイメージがしやすく、GoogleAdSense(グーグルアドセンス)のMultiplex広告に近い形の広告で、数が多い分クリックされやすく、収益も出やすい傾向にあるのが特徴です。
インフィード5連
「インフィード5連」は、オーソドックスなデザイン広告です。
記事の下や、サイドバーに表示させる広告です。
それぞれの詳細については、「fam8(フィング社)公式サイト」を確認してみてください。
すでに、Webサイトやブログ運営をしている方は、メディア登録することをおすすめします。
fam8の広告掲載の方法
広告掲載の「方法」は、大きく分類して以下の3つです。
fam8の広告掲載の方法
- WordPressテーマ独自の機能を活用する
- ウィジェットを活用する
- プラグインを活用する
WordPressテーマ独自の機能を活用する
WordPressのテーマ(有料、無料いずれの場合も含む)によっては、デフォルトで広告を設置する機能が実装されていると思います。
WordPressのテーマによって掲載方法は異なるので、お使いのWordPressテーマにこの機能が付与されているかどうか調べてみてください。
ウィジェットを活用する
ウィジェットを活用する方法であれば、どのWordPressテーマでも簡単にタグを設置できるケースが多いです。
「外観」➡「ウィジェット」から、広告テキストを挿入したい「任意の場所」を選択し、タグを掲載しましょう。
WordPressのテーマによっては、広告テキストを挿入したい「任意の場所」の表現が若干表現が異なる場合があります。
利用できるウィジェット一覧から「テキスト」をドラッグ&ドロップもしくは、「任意の場所」を選択し追加。
「テキスト」タブを選択し、広告タグを貼り付け、「完了」をクリックすれば、設置は完了です。
プラグインを活用する
広告設置用のプラグインを検索し、インストールと有効化を行うことで設置することも可能です。
読者離れにつながる恐れがあるので、広告の貼りすぎには注意しましょう!
まとめ
この記事では、『クリック広告型サイトfam8(フィング社)』について解説させていただきました。
ご自身で運用するWebサイトやブログのジャンル、訪問者属性によってもfam8の収益性は異なるので、テストしながら相性や収益性をチェックしていってみてください。