「WordPressって何?」
「WordPressを使うにはどうしたらいいの?」
「Wordpressの始め方が知りたい」
この記事を読むことで、このような悩みを解決し、「WordPressの全体像について」「最低限の設定」について理解していただけると思います。
WordPressを使うと簡単にブログや、Webサイトを作ることができます。
専門知識がなくても問題ないのでチャレンジしてみたいという人はこの記事を読み進めていただけたら嬉しいです。
WordPressのココがおすすめ
- 自分のチカラで稼げるようになりたい
- まずは、副業としてブログを始めてみたい
- 自分のブログや、Webサイトを作ってみたい
すぐに、WordPressを始めたい方はこちらの記事がオススメです。
-
参考【収益化できる】わずか10分!WordPress(ワードプレス)ブログの作り方@初心者向け
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WordPressについて
「WordPress」とは、初心者でも十分に扱える優秀なコンテンツ管理システム(CMS)のことです。
簡単に言うと、プログラミングの知識がなくても、無料でブログやWebサイトが作成できるソフトウェアのことと理解してください。
- 無料で利用可能で、商用利用もできる
- 専門的な知識がなくても簡単に使うことができる
- 拡張性が高く様々な機能を追加できる
以上の特徴から、ほぼ一強に近いほどのシェアを持っており、世界でNo.1のシェアを誇っています。
Web市場調査サービスである「W3Techs」によれば・・・
画像;W3Techs公式
WordPress is used by 43.2% of all the websites, that is a content management system market share of 63.1%.
(日本語訳)
WordPress はすべての Web サイトの 43.2% で使用されており、コンテンツ管理システムの市場シェアは 63.1% になります。
というような統計結果が出ています。(2023年7月時点)
以上のことからもWordPressは、世界でもっとも人気の高いプラットフォームと言えますよね。
WordPressでできること
「WordPress」は、Webサイトとブログの作成・管理ツールであり、その使用者は個人から大企業まで幅広く、ニュースサイト、ポートフォリオ、社会的ネットワーキングサイトなど様々な形式のWebサイトで使用されています。
「WordPress」は検索エンジンとの親和性がとても高いことが世界的にも証明されているのも理解できますよね。
Webサイトやページ制作に必須となるHTML/CSSやPHPなどのWeb関連技術がない人でも、サイト管理や記事投稿は簡単にできるので、個人ブロガーから企業、官公庁まで幅広く使用されています。
一般的には、ブログサイトと認識されていると思いますが、カスタマイズ次第で誰もが驚くようなWebサイトを構築することもでき、「WordPress」で、分からないことがあれば検索1つで99%のことは解決が可能でしょう。
「WordPress」を利用したブログやWebサイトを通して、『好きな商品・サービスの情報発信をしたり』『自分で学んだことをアウトプットする環境に使ってみたり』『自社の商品・サービスを紹介するコンテンツを作成し、集客の導線にする』など活用方法は様々です。
しかし、ただやみくもにWebサイトを作るのを目的とするのではなく、しっかりと運営すること、辛抱強く積み重ねていくことでインターネット上で自分のブログやWebサイトが強くなっていくことができる最適なツールが「WordPress」と言えるでしょう。
WordPressで作られたサイトかどうかを見分ける方法
「WordPress」で作られているかを見分けるには、「WP-Search」という無料のオンラインツールが便利です。
気になるブログやWebサイトのURLを入力してクリックするだけで、『WordPressテーマ』『プラグイン』『サーバー』を分類して表示してくれます。
画像;WP-Search公式
WordPressの特徴について
WordPressの特徴は主に7つあります。
どんなものがあるのか理解しておくことで、ブログ運営がスムーズに進むと思いますので、それぞれ見ていきましょう。
サーバーにインストールする必要がある
「サーバーにインストールする」ことで初めてWordPressを動かすことができます。
サーバーとは、ブログの投稿記事などの公開に欠かせない、インターネットにつながったコンピューターのことです。
簡単に言えば、インターネット上の「土地」のことです。
そして、サーバーにはブログやWebサイトに関わる様々なデータやファイルを保管するという大切な役割もあります。
WordPressを使って、個人ブログやWebサイトを開設する場合、レンタルサーバーを利用するのが一般的です。
「レンタルサーバー」と言ってもサーバー危機が自宅に届くわけではなく、インターネットにつながったサーバー機器を利用するようなかたちです。
おすすめのレンタルサーバーは以下の3社です。
おすすめレンタルサーバー
- Xserver(エックスサーバー)
- ConoHaWING
- ロリポップ
どのサーバーもWordPressの簡単インストール機能を提供しているので、初心者の方にオススメです。
おすすめ
その中でも「Xserver(エックスサーバー)」が私たちのイチ押しです。
独自ドメインで運用ができる
「独自ドメイン」とは、自分自身が所有できる唯一無二のドメインのことです。
そして、WebサイトのURLに使われる文字列のことで、「http(s)://○○○.com」、「○○○.net」、「○○○.jp」等の○○○の部分を「ドメイン」と言います。
簡単にいえば、インターネット上の「住所」のことです。
独自ドメインのポイント
- 自分だけのオリジナルURLでブログ運営ができる
- 万が一、サーバーを移転することになっても継続して使用できる
- ブログ、Webサイトへの信頼度が高まる
「独自ドメイン」の概要については、こちらの記事を合わせて読んでみてください。
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参考【WordPress(ワードプレス)】「ドメイン」の選び方と考え方について@初心者向け
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「テーマ(テンプレート)」を使うことでデザインを簡単に変更できる
「テーマ」とは、ブログの外観や、WordPress本体にない機能をカスタマイズできるテンプレートのことです。
WordPressの管理画面で、数千種類ものテンプレートから自由に選択ができ、アレンジができます。
画像;WordPressテーマ追加画面
さらに、デザイン性・機能性が高い有料テーマもあります。
「ブログで稼いでいきたい」「一日でも早く収益化したい」と考えているのであれば、有料テーマの購入を早い段階ですることをオススメします。
その理由は、はじめからデザイン性や機能性が高いテーマを用意しておくことで、カスタマイズなどの追加設定に手間がかからず、投稿記事をはじめとしたコンテンツの制作に全集中することが可能だからです。
プラグインを使って機能を追加できる
「プラグイン」とは、WordPressの機能を拡張するための追加プログラムのことです。
つまり、WordPress本体やテーマに備わっていない機能を追加したいときに使います。
そして、「プラグイン」は、WordPressが公式に提供しているものがあり、管理画面で簡単にプラグインのインストール(有効化)、アンインストール(無効化、削除)が行うことができます。
画像;WordPressプラグイン新規追加画面
以下のような機能を追加できるようなプラグインが提供されています。
機能追加のプラグイン一覧
- SEO対策
- サイトマップ自動生成
- GoogleAdSense管理
- Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSとの連携機能
- サイトの表示速度高速化(画像ファイルの圧縮、キャッシュ化など)
- コメントスパムを防ぐ機能
- 問い合わせフォーム機能
- ショッピングカート機能
- 会員制システム機能
- 自動バックアップ機能
このような機能をオプションで追加していくために用意されているのが「プラグイン」であり、無料で利用することができます。
ただ注意事項があり、便利だからといろいろ入れてしまうと、干渉してしまいます。
プラグイン同士の相性、WordPressテーマとの相性が悪いと機能しないので注意が必要です。
また、追加プログラムが多すぎてしまうと、サーバーへの負荷も大きくなってしまいます。
WordPress本体を可能な限りシンプルにして、運営者が必要に応じて機能追加をしていきましょう!
記事編集や設定は管理画面(ダッシュボード)で行う
管理画面を開くには、インターネットブラウザを使います。
インターネットブラウザとは、ブログやWebサイトを閲覧するためのソフトウェアのことです。
「Google Chrome」「Microsoft Edge」「Safari」「FireFox」などが有名です。
つまり、インターネットにつながったパソコン、スマートフォンがあれば場所や端末を問わずにWordPressを利用できます。
管理画面へのログイン方法は、専用のURLでログイン画面にアクセスし「ユーザー名」と「パスワード」を入力することでログインができます。
複数のユーザーでブログ運営が可能である
WordPressでは、複数のユーザーでブログ運営をすることが可能です。
簡単にまとめると、下記のようになります。
管理者 | 最上位の権限で、全ての機能を利用可能 |
投稿者 | 新規記事の投稿・編集・公開まで可能だが、記事を削除することはできない |
寄稿者 | 新規記事の下書きは可能だが、公開はできない |
詳しい情報は、WordPress公式サポートページをチェックしてみてください。
無料で情報を探しやすい
「WordPress」は、日本人ユーザーも多いので日本語で開設されたサイトや書籍が充実しています。
マニュアルを読んでも解決しない問題は、誰でも掲示板に書き込んで質問をすることができます。
書店でもWordPressに関連する本がたくさん並んでいると思うのでぜひ手に取ってみてくださいね。
WordPressを始めるために必要なもの
「WordPressを始めるために必要なもの」について整理しておきましょう。
必要なもの
- レンタルサーバー
- 独自ドメイン
- WordPressテーマ(テンプレート)
レンタルサーバー
「WordPress」は「サーバー」にインストールすることによって動作するソフトウェアです。
自分のブログやWebサイト開設にサーバーを用意するのであれば、レンタルサーバーを契約するのが一般的です。
独自ドメイン
以下のレンタルサーバー3社は、「独自ドメイン」の取得と更新費用が無料になります。
(各社諸条件あるので注意が必要です)
下記条件で新規申込をすると独自ドメインが無料で提供されます。
- 「12ヶ月」以上の契約期間で申し込む
- 「自動更新設定」を有効化する
下記条件で新規申込をすると独自ドメインが最大2つ無料になります。
- 「WINGパック(長期割引プラン」で申し込む
下記条件で新規申込すると独自ドメインが無料で提供されます。
- 「ベーシック」「エンタープライズ」のいずれかのプランで契約する
- 「12ヶ月」以上の契約期間で申し込む
- 「自動更新設定(12ヶ月以上)」を設定する
「独自ドメイン」の概要については、こちらの記事を合わせて読んでみてください。
【WordPress(ワードプレス)】「ドメイン」の選び方と考え方について@初心者向け
WordPressテーマ
「WordPressテーマ」とは、デザインのテンプレートのことで、以下の重要な役割があります。
「WordPressテーマ(テンプレート)」の重要な役割は、以下の2つです。
- ブログの外観(見た目のデザイン)を決めることができる
- WordPress本体に備わっていない機能を追加できることの2点です。
つまり、クオリティの高いテーマ(テンプレート)を選ぶことがブログ運営にとって重要となります。
これからWordPressを使ってブログを始めるのであれば、
できるだけ早くタイミングでクオリティの高いテーマを導入しておくことをオススメします。
なぜなら、投稿記事を作成した後でテーマを変更すると、手間と時間がかかるからです。
おすすめのテーマは、私たちも使っている「AFIINGER6」です。
「AFIINGER6」は有料のテーマで価格は14,800円(税込)。
決して安くはないですよね・・・。
しかも、有料テーマを購入して運営するWordPressブログに「デザイン性・利便性」を持たせたとしても、アクセスや売上が急上昇する保証はありません。
では、なぜ私たちは買ったのか?
私たちは「時間」と「価値」を買いました。
初心者の私たちが当初求めていたことは以下の3つです。
- 初心者でもそれなりのデザインにできること
- 操作性の部分において、投稿記事の執筆時間を短縮できること
- 収益化ができること
これらを叶えてくれたのが『AFFINGER6』でした。
WordPressを使うときの注意点
WordPressを使っていくうえでの注意点を3つ紹介します。
「WordPress.org」と「WordPress.com」の違いを理解しよう
WordPressには2つの種類があります。
- WordPress.org(インストール型)
- WordPress.com(レンタル型)
「WordPress.org(インストール型)」
「WordPress.org(インストール型)」は、ここまで解説してきたサーバーにインストールをして使用するソフトウェアのWordPressのことです。
自分でドメインとレンタルサーバーを準備する必要がありますが、機能追加などは自由にカスタマイズできるのが特徴です。
「WordPress.com(レンタル型)」
「WordPress.com(レンタル型)」は、会員登録することで無料でWordPressを使用できるレンタルブログサービスのことです。
無料ブログのようにホスティングしてくれますが、機能の制限解除は有料プランへの加入が必要となり、コストパフォーマンスが悪いのでおすすめできません。
私たちが運営しているブログや多くの関連書籍で取り扱っているWordPressは、WordPress.org(インストール型)なので、間違わないように注意しましょう!
通常サイトと比較して表示速度が遅くなる
WordPressを使うと、一般的なサイトに比べてサーバーに負荷がかかりやすいという欠点があります。
その理由は、一般的なサイトとWordPressとではサーバーが動作する仕組みが異なるからです。
処理能力の高さで特に定評があるのは、「Xserver(エックスサーバー」です。
セキュリティ対策は自己責任である
無料ブログサービスなどでは、セキュリティ対策はすべて運営会社がやってくれるのに対して、「WordPressブログ」は、セキュリティ対策を自分でやらないといけません。
WordPressは世界No.1のシェアを誇る人気のプラットフォーム。そのため、悪意のある攻撃対象となりやすいので注意が必要です。
初心者にも優しい!WordPressセキュリティ対策
- セキュリティ対策がしっかりしたサーバーを選択する
- 使わないテーマやプラグインは削除する
- WordPress本体・テーマ・プラグインは最新の状態にする
- こまめにバックアップを取る
- セキュリティ対策用のプラグインを利用する
セキュリティ対策がしっかりしたサーバー会社を選択しよう!
これに関しては、『Xserver(エックスサーバー)』がおすすめです。
セキュリティ希望がとても充実しているので、使っている私たちも安心で、その他に関しても、WordPress管理画面上で簡単にできますよ!
WordPressのメリット・デメリットについて
ここまで、WordPressの特徴や、必要なもの、使用上の注意について解説してきました。
WordPressのメリット・デメリットについてもまとめていきたいと思います。
WordPressのメリット
メリット
- WordPress本体は無料
- 投稿記事の編集が簡単にできる
- コンテンツの管理が簡単である
- 情報量が多い
- デザインのテンプレートが豊富にある
- 新しい機能の追加が簡単である
- 独自のドメインが使える
WordPressのデメリット
デメリット
- サーバー・ドメイン代が有料(他サイト作成ツールも同様)
- インストールが必要(オススメするサーバーなら簡単にできる)
- 表示速度が遅くなりがち(処理能力が高いサーバー契約で改善可能)
- 攻撃対象になりやすい(セキュリティ対策がしっかりしているサーバー会社を選択)
たくさんのメリットがある一方で、デメリットにも注目すると、いかにサーバーの選択が大切かということが理解できると思います。
よくわからないようであれば、私たちのおすすめする『Xserver(エックスサーバー)』を検討のひとつとしてください。
WordPressの始め方
WordPressの始め方は、以下の手順(5Step)が必要となります。
WordPress始め方(手順)
- レンタルサーバーの申込
- 独自ドメインの取得
- サーバーとドメインの紐づけ設定
- WordPressのインストール
- SSL設定
SSL設定の概要については、こちらの記事を合わせて読んでみてください。
-
参考【WordPress(ワードプレス)】「SSL」の必要性と設定方法について@初心者向け
続きを見る
分からない用語もあるかもしれませんが、心配無用です。
これらの手順をすべて自動で完了できるサービスがあります。
【簡単】ブログ開設の始め方@初心者向け
初心者向けの、簡単なブログ開設の始め方についてご案内します。
「Xserver(エックスサーバー)」と「ConoHaWING」は、それぞれ自社サービスを以下のように提供しています。
「WordPressブログ」の開設手順がすべて自動で完了するので、初心者の方にとってとても便利だと思います。
Xserver(エックスサーバー)『WordPressクイックスタート』
「WordPressクイックスタート」の申込手順について確認する
ConoHaWING『WordPressかんたんセットアップ』
「WordPressかんたんセットアップ」の申込手順について確認する
あっという間に開設ができたので、ぜひ利用してみてください♪
まとめ
この記事では、「WordPressの全体像について」解説させていただきました。
「WordPress」は、ブログやWebサイトを作成するためのソフトウェアで世界No.1シェアを誇っています。
そして、WordPressブログ運営には、レンタルサーバー選びとWordPressテーマ(テンプレート)の選択がとても重要です。
しっかりと理解したうえで、自分にあったサーバーとテーマを選択し、ブログ運営に活かしていきましょう。